独断と偏見によるキャラ語りつれづれ その4


●ジュヌーン・アパタイザ (30歳) (ガルガスタン人)



        私はLルートをあまり選択しないプレーヤーなので、正直いって彼の印象は薄いです。しかしドラグーンとしては最強だったし
        かなり使えるユニットだった覚えがありCルートのフォルカスよりはずっと使えるではないかッ!
        とそんな目で見ていたようです。
        バルバトス枢機卿の右腕で騎士団長だったということで、かつてはザエボスと同じ位置にあったようだが、ザエボスとは
        正反対の印象を受ける。言いたい事言い放題のザエボスと違って、寡黙ですごく不器用そう。そしてごつくて地味。
        Tオウガを制作された折に、松野氏は「民族紛争の根の深さみたいなものを取り入れたかった」というのをどこかで聞いた
        のですが、特にLルートではこのジュヌーンは民族紛争の悲劇を加害者として体現しているようですね、主人公よりも
        このジュヌーンが出てくるガルガスタンルートといってもいいLルートでは、主人公はバルマムッサであんな虐殺を行って
        いるのにもかかわらず、その後良心の呵責に苛まれているようなシーンというのはまったくなく、その復讐に現れた
        アロセールは主人公の手によってあっけなく殺害されてしまう。
        このジュヌーンは知らずとはいえ、自分が行ったことの罪の深さに呆然とし、償いきれない罪をどう償うのかということを
        考え苦悩しつづけていたようなあたりは、Lルート主人公よりも誠実に映る。
        ただ偽情報だったとはいえ、「民族浄化」を唱えるバルバトスに右腕として仕えていたわけですし、民間人を含むことを
        知りながらひとつの村を焼いてしまったわけですから、責任を負わねばならないのは仕方の無いことかもしれません。
        戦争が終わっても加害者側と被害者側の心の障壁ってそう簡単に取り払えるものではないのかもしれませんが
        EDでのオクシオーヌとの絡みから、希望を残して物語が終わったところに松野氏の思いが託されていたのかもしれない。


●オクシオーヌ・ラヴィン (14歳) (ガルガスタン人)



        この娘はアレですよね。攻略本がないと会うのが無理かもしれない娘ですよね。ジュヌーン率いる竜騎兵団により壊滅
        させられたバスク教徒の唯一の生き残り。というわけで、Lルートのヒロインといえそうですね。
        彼女もこの年で大変な悲劇に遭遇しているにもかかわらず、あの毅然とした強さは何っ??14歳偽称?と思うくらいですが
        強い信心に支えられたバスクの戦う聖女というかんじなのでしょうか。ドラゴンテイマーでは使いにくいので、戦うクレリックに
        して活躍してもらった憶えがあります。(てことは、一緒にいたドラゴンは村へ帰したんだな、たぶん)
        Lルートではシスティーナもいないし、セリエは悲惨な最期を遂げ、アロセールも主人公の敵として倒さねばならないという
        厳しい〜状況の中、オクシオーヌを救えたことはプレーヤーにとっても救いだったかもしれませんね。
        しかし・・・・EDもジュヌーン(速水奨)声に気を取られて、オクシオーヌが何を言ったかぜんぜん記憶にない!(もう1回やれ)
        デニムにちゅーしたことだけは憶えているが・・・。デニムはほんとにオジサンにも女の子にもモテモテ(死語)やね。


●二バス・オブデロード (年齢不詳)(そういやウォーレンレポートで50歳になっていた)(ガルガスタン人)



       Nルートの隠れ主役。
        彼の奥さんに関する情報というのは、特に作中では出てこないわけですが、やはりかつて家庭を持ったことがあったという
        ことは、彼の転落人生の発端は愛する奥さんの死に起因するのではないかとどうしても思えますね。
        そうでなければわざわざ家族がいるっていう設定にせずとも、ただのイカれたマッドサイエンティストにしておいてもいいような
        気もするんですが、何かしらオブデロード一家の秘められたドラマを思わずにいられないというのが、また松野シナリオ設定の
        上手いところなんでしょうか。狂気に走るにはワケがある、悪役の過去にドラマありというのは個人的にとてもツボなところ
        なので、二バス先生にはついつい惹かれちゃう。それでいてあの飄々とした、俗世の迷いごとなぞどこ吹く風なキャラ。
        娘オリアスと対峙したとき、オリアスが言った「人として、人の道を歩んでみせる。父さんのように、生きることに絶望したりは
        しないッ」とかいう言葉からも、二バスは絶望から人道を踏み外しちゃったんだなぁということが読み取れますよね。
        元々そういう素質と才能があったゆえでもあるでしょうけど、やはり奥さんを死から救えなかったということが彼を屍術に没頭
        させてしまったんじゃないですかね。彼の最終目標は体と魂(記憶)の完全なる再生であって、そのためなら手段も方法も
        厭わないという考えが、常人から見れば自分の興味だけで人の魂を弄ぶ邪悪にしか見えないんでしょうけどね。
・        「不老不死」の探求ってそんなに罪なことなのでしょうか。もちろん人の仕業(しわざ)ではないとは思いますが・・・。
        でもあの二バス先生の独特な「ン」がつく喋り方が、なんだか軽いノリで邪悪な研究しでかしちゃってるイカレネクロマンサー
        に見せちゃうところなんですよね〜。あまり悲劇の影を背負っているように見えません。、狂気の泥沼の中でもがいても、結局
        は救いのないまま、人間の自分を失ったままお亡くなりになるしかなかったのは神の罰なのか。
        二バス先生口調の流れを汲む松野キャラ→FFT(ガフガリオン)ベイグラ(ローゼンクランツ)FF12では出てくるのかッ??


●オリアス・オブデロード(18歳) (ガルガスタン人)



        二バス先生の娘。

        初めて彼女に会ったときの印象は、やけに若年寄りな感じまあタクティクスに出てくるお嬢さんたちって、物語の性質上
        全般的に年よりしっかり者になっちゃうんでしょうけど、彼女もイカレ親父二バスの娘とは思えないくらいまともで地道な
        精神の持ち主。親を反面教師にして育って良かったね。生きる屍となった兄の世話をしながら、人間の道を踏み外した父
        と対決する姿勢はお見事である。彼女はある意味二バスの残された良心の部分であり、オブデロード家の救いであり
        希望ですね。彼女の愛が兄の魂も救えるかもしれないと思わせるEDにはわずかな希望の光が見えたましたね。
        親の愛に恵まれないぶん、この兄妹愛はスゴイものがあるよね、しかし。
        ユニット的には彼女はプリースト以外の職は似合いそうにないというか・・・一度セイレーンにしてみたけれど、顔グラは
        あのままでプリーストの衣装だし、想像でセイレーンの衣装に着せ替えしてみてもぜんぜんしっくりこないんですけど。
        いまいち華がないというのは否めないかな。顔、二バス先生似だし。でも魔法力はフォリナー姉妹に劣らないくらい強いけどね。


●デボルド・オブデロード (ガルガスタン人)



        二バス先生の息子。
        バルバトス枢機卿の民族浄化政策に抵抗、「粛清」の犠牲になる。父の屍術の研究で復活するも心が失われた不完全
        な状態で蘇ってしまう。でも先生の研究の成果としては一番ベストな結果が得られたのがデボルドですよね。
        私はこの3人の父子を見るとどうも「フランケンシュタイン」を思い出しちゃうんですね。二バス=フランケンシュタイン博士。
        デボルド=フランケンシュタイン。オリアス=フランケンシュタインに花を差し出す少女。自分のイメージ的にはコレですよ。
        ちなみに「怪物くん」に出てくるフランケンは「ふんがー!」としか言わない。私のオススメフランケンシュタイン映画(?)は
        「ミツバチのささやき」。もちろんオブデロード兄妹はフランケンシュタインの話とは結末が全く違うんですけどね。
        オリアスの甲斐甲斐しいお世話の賜物か、少しずつ記憶も再生されつつあるってことは、二バス先生の行いもあながち
        間違いではなかったんじゃないのかなあ。オリアスは「兄さんをこんなにした父が憎い」って怒り心頭でしたけどね。
        あと兄さんは無口だって言ってますけど、除名しようとすると結構饒舌に話すしさ。
        クラスはテラーナイトということで、あまり使うことがなく、仲間にしてそのまま放置していた憶えが。対二バス戦には出して
        見たけど、本人妹の事以外は何も覚えてないんだから当然何もいわないよね・・・(^^;)


●ラドラム(年齢不詳) (ゼノビア人?)



        4章死者の宮殿B2階で助けてあげると竜言語魔法「アニヒレーション」が手に入るので、一応お仲間にするんですけど
        ラドラム自身はあまり使うことがない。死者Qに潜るのは大抵王都ハイム攻略後ですから。でも死者Q要員、竜言語魔法
        試用ユニットとしては結構出てもらったかも。個人的にウォーロックよりウィッチ育成に力を入れて、ウィッチを使いたいほう
        なんですが、この竜言語魔法だけはウィッチには使えないし。でも召喚魔法もそうですが、この竜言語魔法も強すぎてゲーム
        バランス崩してますよね。私は「伝説のオウガバトル」を先にやっていなかったんで、彼の正体には後々まで気付かなかった
        んですけど、「伝説」やってた人はピンときたんでしょうか。だいたい彼の死にゼリフさえゲーム中では聞いたことなかったし
        わかんないってば。顔グラではマジメで誠実な印象を受けるけど、つかみどころのないキャラですね。
        続編があるとしたらまた出てくるのでしょうか・・・。彼も戦乱とか国の未来にはまったく興味がなさそうですが。


●デネブ・ローブ(年齢不詳) (ゼノビア人)



        カボチャとともにオウガシリーズのマスコット的存在。彼女語りをここに書いたのは、二バス先生とラドラム(偽名)とデネブで
        不老不死友の会とか作ったら面白いんじゃないとちょっと思ったから。でも3人とも研究熱心、マイペース、放置希望
        みたいな人たちですけど。きっとB型ね(というとクレームがきそうですが)。
        タクティクスって全体的に話がへヴィすぎて、デネブのような人物はストーリーに絡んでいけないかんじなんですけど
        いつでもどんな状況でも自分のペースでその場の雰囲気を作っちゃう和み系ではありますよね。
        転生してるかしてないかでは意見の分かれるところでしょうけど、私は転生してるに1票
        オジイチャンお見舞いシーンは、お茶目なイベントでウォーレンとなかなかお似合いだなあ〜とほのぼのとしましたよ。
        オーブを一通り揃えてからとりあえず仲間にするんですけど、あまり使わなかったかも。カチュアの「プリンセス」にしても
        デネブの「ういっち」にしても、いろいろ使えて便利なんですけど、さすがにゲーム後半になると、自分で育てたユニットに愛着
        があるもので、能力優先っていう気持ちになれないんだよな(ていうか、自分のこだわり優先のメンバーでという人がオウガ
        プレーヤーには多いでしょうね、きっと。)
        ところで「ういっち」よりパワーアップしたデネブを仲間にする方法があるらしいですが、これは試した事がない!

                                          
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